株式会社Akinai 有限会社スピナッチ代表 徳永一貴さんに訊く
〈飯能市の魅力〉とは?
Bookmarkでは地元飯能の西川材を使った様々な木製品も販売しています。
写真下の折り鶴はなんと西川材の折り紙!
3 木の良さを伝えていく
個人的には木製品とのふれあいを通じて、人と森や木との関わりを主体的に考え、豊かな心を育てる「木育」にも注目しています。子どもが成長する過程で、特に触覚が大事とされており、プラスチックのような工業製品よりも、自然の木でつくられたものに触れている方が感性が豊かになるという研究結果があります。
ある先生が、幼稚園で木育の授業をされた時のエピソードがあります。先生は「家にある木でできたモノを持ってきてください」と子どもたちに言うと、翌日プラスチックのお茶碗を持ってきた園児がいたようなのです。木目模様でプリントされたものを木だと勘違いしたことや、そもそも木でできたモノが家にないといった家庭があることに先生は大変ショックを受けられたそうです。
木の床を裸足で歩く感覚や、木でつくられたおもちゃには、温もりが感じられます。Bookmarkのミニショップでは、西川材を利用した商品などを置いています。木が身近にある環境を子どもたちに提供したいという思いで活動しています。