こどもの英語教室Kidz Talk代表、山本直美さんに訊く
〈飯能市の魅力〉とは?
教室の子どもたちと記念撮影!
サマースクールや、英語カルタ大会なども。
ハロウィーンイベントでの一幕
7 「こどもの英語教室 Kidz Talk」について
Kidz Talkでは、ただ英語の知識を教えるのではなく、同時に自己表現力を育てることを大切にしています。日本人は英語をたくさん勉強しているのに、使えない理由の一つは、この自己表現力だと思います。つまり、ネタが少ない、ということがある気がします。
英語はWhy? Because…を使う文化であり言語です。常に「Why do you think so?」(なぜあなたはそう思うの?)と問われ、「Because…」(なぜならば…)と「理由」を答えなければならない言葉。例えば「お寿司は好きですか?」と聞かれて「はい」と答えることができても「何故お寿司が好きなのですか?」と問われた時にどのくらいその理由を述べることができるでしょうか?「そんなこと普段から具体的に考えたことがない」と、多くの日本人が戸惑うところでもあります。それでも英語では「ハッタリ」でも、「その場の思い付き」でもまずは「Because…」と始めなければならない。どんな表現でもいい。例えば「だって新鮮で体に良いから」とか「好きなネタだけ食べれるから」とか、子どもなら「プリンやケーキが流れてくるから」等と答えられるか、それを自分の「理由として、考えとして、ネタがあるのか?」という部分が、英語を使えることに繋がる。言語を武器にできる、とういうことは表現力の差であると言えます。
「自分」を英語で表現するためには、普段から自己を客観的に捉え、様々な物事に対して「なぜ?」と思う探求心を持つことが大切です。これは将来、お子さんが自分を表現しなくてはならない時に役立つ発想方法だと思います。ですから、私の教室では、英語を教えるのは当然ですが、英語を通じて育っていく様々な能力があると確信しています。学校等でだんだんとリーダー的存在になっていく子もいますし、大学を選ぶのも、大学の名前でなく具体的な目標を決めて選ぶことができる。表現力が育つことにより、主体的になっていく子が多い。
また、教室に来るなり、明らかに家や学校で何かあったんだろうなぁ、という子がいた時もフォローしています。実際、大人から見れば大した理由でなくても、本人はそのモヤモヤがどこから来ているかもわからない。そんな時は授業を止めてみんなでその子の話を聞く時もあるんです。でもそれが、結果その子の「言葉」を使うことや、表現力にも繋がっていく。当然、周りの子も理解しようと耳を傾ける。これは教室内でのほんの一例ですが、「英語を武器に未来を切り開く力を育てる」、そんな指導を行っています。ご興味を持って頂けたなら是非WEBサイトをチェックしてください!
有限会社Kidz Talk取締役社長・こどもの英語教室Kidz Talk教室長。5歳から英語を始め19歳でアメリカに留学。1997年にKidz Talkを開校。 2004年有限会社Kidz Talkを設立。子どもたちの無限の可能性を信じて、熱い指導をしている。