もちろん、初心者の方にはスタッフの方が細心の注意を払ってくれます
休憩時間に馬を慣れさせるスタッフ
2.豊かな精神生活を営んでいただくために。
SRC狭山乗馬センターが業務提携をしている「乗馬クラブクレイン」には、「人間社会における豊かな精神生活を営む一助として、あらゆる人々に乗馬ライフを提供する」という経営理念があります。
なぜ「馬」が豊かな精神生活を営む一助となるのか?――これを一言で申し上げると、馬は「癒し」そのものであるからです。ここ数年の傾向として「馬にまたがって歩くだけでいい」「乗らない、お手入れだけがしたい」という会員の方が増えているように感じます。社会情勢や人間関係の理由で心が弱ってしまった方たちが、癒し目的で通われているのです。現代社会では、生きているだけでストレスを抱えてしまう場面が多くあります。馬の大きく優しい瞳や、体の温もりには、心が鎮まるヒーリング効果が期待できるのです。
もちろん、初心者の方にはスタッフの方が細心の注意を払ってくれます
3.スポーツの側面での乗馬の魅力。
乗馬は動物と一緒にできる唯一のスポーツです。上達する上で大事なのは「馬に乗った回数」です。体で覚えることが大事なんですね。その上のレベルになってくると、センスや技術的要素が必要になってきます。私はよくスピードスケートとフィギュアスケートに例えるのですが、様々な色や形の障害物を、決められた順番通りに飛越、走行する「障害馬術競技」はスピードスケートに、馬を美しく正確に運動させることを競う「馬場馬術(ドレッサージュ)」はフィギュアスケートに似ていると思います。女性や年配の方に人気の種目といえますね。馬を思い通りに動かせたときの爽快感はまさに唯一無二といって良いでしょう。
休憩時間に馬を慣れさせるスタッフ