はんのうでしぜんとくらす

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住協グループ

飯能市立こども図書館、前田真樹さんに訊く
〈飯能市の魅力〉とは?

年齢にあわせ本棚の位置も考えられています。ぺたんと座って絵本を読むこともできます。

3 本に触れることで得られる効果とは。

幼少期から本に触れることは非常に重要です。教育の観点から、幼い頃から本に触れることで、表現力や読解力などが身に付くといわれています。それだけではなく、小さなお子様には特にコミュニケーション面で得られる効果があると思います。親御さんが膝の上にお子様を乗せて本を読み聞かせる。もちろんそこには人肌や、声の温度が感じられる。安心感に包まれながら、本に触れられる。こういった体験が後に大きな効果を生むのではと思っております。
面白いことに、小さな頃から本に親しまれてきたお子様が少し成長した時に手にとる本は、他の同年代のお子様が読む本よりも明らかにレベルの高い本を読む傾向があります。我々も子どもたちとお付き合いさせて頂く中で、「もうそんな本を読むようになったの!?」と驚くことがあります。例えば、小学校1~2年生のお子様であっても、我々が3~4年生向けに紹介している本を簡単に読んだりするのです。理由は非常に純粋で、「楽しいから読んでしまう」のですね。私たちは、勉強を教えている訳ではないので「本を読んで楽しんでもらう」ことが一番大切だと考えております。一度「楽しい!」と思って頂けたのなら、あとはお子様の興味が自然と広がり、自由に、想像の羽を広げるように、様々な本を手にとり、読むようになっていきます。

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