時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

教室での一コマ。自分で何かを作って使える喜びは、羨ましくもあります。

様々な魅力がある「革」。
そして私たちの喜び。

好史さん 革は、手に馴染む、味わいや愛着が増すといった経年変化ならではの魅力があります。 また、歴史的な観点から見ると、狩猟を行った動物の皮を衣服にしていたことから、自然の恵みを最大限に利用するという先住民のルーツがありました。このような歴史があった上で、今では様々な革製品が生まれています。そんな魅力のある「革」ですが、やはり私が一番魅力を感じるのは、手作りができるということに尽きますね。


通子さん 私たちの教室に届く「革」は最初、なんでもない一枚の「革」でしかありません。もちろんそれ以前にタンナーの手による膨大な作業があるのですが、ただの一枚の「革」がカタチになっていくというのは、とてもワクワクする楽しさがあります。一つの作品が仕上がった時の生徒さんの喜びを間近で感じることができるのも嬉しいですね。また、生徒さん同士で喜びや達成感を共有されている場面もあり、そんな素敵なシーンの中で仕事をすることができ、私たちはとても幸せです。
それから、革製品が、どんな工程で出来上がったのか、といったことがわかると自分で製作したモノがより大切にできるのではないかと思います。ご興味を持ってくださった方は入会金が無料になる体験教室も行っておりますので、是非お問い合わせくださいね。


教室での一コマ。自分で何かを作って使える喜びは、羨ましくもあります。



好史さん 妻の言うように、教室は「想い」を共有できることが一番良い部分だと思います。前述した通り、Restive Horse Groundではオーダーをいただいてから製作を行いますが、商品が完成しても私しか嬉しくないですよね?もちろんお客様に商品のお渡しをする時は、お客様は喜んでくださいますが、その喜びと、教室とでは感動の種類が違います。生徒さんの喜びがあってこそ、教室運営ができているのです。
一方で、生徒さんの中には、革製品が買えなくなるという現象も起きています(笑)。例えば買い物でバッグを見に行っても、これはどうやってできているんだろう?作れるかな?という感覚で商品を見るようになるのです。実際に教室へ来て「こういう製品ですが自分でも作れますか?」といった質問を受けます(笑)

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