Interview and movie
新旧が入り混じる街、川越。
郷愁漂うレトロな雰囲気の中、
シネコンとは違う
映画体験を味わってほしい。
川越スカラ座 支配人:舟橋一浩さん
番組編成・イベント・SNS担当:飯島千鶴さん
閉館と復館。
川越スカラ座の歴史と支配人の想い
舟橋さん 川越で育った私達にとって、劇場といえばここ「川越スカラ座」か、近くの「ホームラン劇場」で、週末はどちらかの映画館に必ず行っていました。ところが2006年2月、ホームラン劇場が閉館し、それに続くかのように2007年5月に川越スカラ座閉館という悲しいお知らせが届いたんです。慣れ親しんできた場所が駐車場や商業施設へと変わっていき、いずれ忘れ去られていくんだなと思うと居ても立っても居られませんでした。そこで前支配人と繋がりのある地元の仲間と一緒に「どうにかしてこの映画館を継続できないか」という話を持ちかけたんです。そんな流れがあって同年7月31日までに500万円の賛助金を集めるという目標を立てて動き出しました。当時集まった仲間達とあらゆる伝手をたどって、ご支援いただくことができたんです。こうして8月、復館し、現在に至ります。
Tシャツにもなっている館内奥の雰囲気ある廊下。
(公式グッズ通販サイト https://suzuri.jp/k_scalaza)
川越スカラ座のマスコットキャラクター「すかっち」。