入間でひとと会う

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はたゆりこさん

撮影:グランシアJリゾート西武台モデルハウス

入間市出身シンガーソングライター
はたゆりこさん

やる前から諦めるんじゃなく、挑戦する気持ちを大切に。
聴いてくれる方の記憶に残るような音楽を届けていきたい。

■プロフィール
埼玉県入間市出身。大学卒業後、シンガー、モデルとして活動を開始。2013年に『祈り』でCDデビュー。2015年より自身でも作詞作曲を始め、2016年に初アルバム「Grateful Days」をリリースした。2017年にはミャンマーの国民的アーティストKyar Pauk氏から楽曲提供をうけ、9月にCD『美しい月』をリリース。2019年には東京司法書士会 公認キャラクター「しほたん」のテーマソングを2曲手掛け(作詞作曲歌唱を担当)、同年3rdシングルCD『輝ける場所』リリース。全国タワーレコード店で販売スタート。2021年に4thシングルCD『思い出は水彩画』リリース。早稲田大学政治経済学部卒業。東京司法書士会 親善大使。飯能日高テレビキャスター。

「歌手になりたい」と言えなかった子ども時代

家族の話によると、幼少期は「かわいいね」って言われても「フン!」ってするような気の強い子どもだったそうです。でも成長するにつれて、周りの子どもに身長で追い抜かされたり、かけっこが遅かったり、次第に「私ってたいしたことないんだな」って感じるようになり、いつの間にかあがり症で引っ込み思案な性格になっていました。

小学生の頃は「SPEED」という女の子4人組のグループがとても人気で、私も憧れていて、よく部屋で歌ったりしていました。その頃から「歌手になりたい」って思ってはいたんです。でもただ“思っていた”だけで、周囲にも親にも打ち明けられず、大人になるまで人前で歌ったこともなかったんです。

はじめて人前で歌ったのは大学生の頃、しかも就職活動中でした。このまま一度も歌手の夢に挑戦することもなく諦めて就職することを選んでしまったら一生後悔してしまう、と考えて、オーディションに挑戦しました。そのときに受けた【女子大生ボーカリストオーディション】で賞をいただいたことがきっかけとなり歌手になるために頑張ってみようと決意しました。

はたゆりこさん

念願の歌手に。でも現実は甘くなかった

2011年に大学を卒業しましたが、順調に歌手活動が始められたわけではありませんでした。
自分のオリジナル曲もなければライブハウスへの出演方法もわからない。さらに楽器もできないし、ミュージシャンの知り合いの方もいなかったんです。それほど本当に何もないところからのスタートだったので、手探りの連続でした。

とにかく「自分に出来ることをやろう」と考えて、自分の名刺を持ってとにかく色々な人に会いに行き、音楽業界の方との交流を広げていきました。そのなかで知り合った方の1人が作曲家の「宇野豪佑(うの・ごうすけ)」さんです。宇野さんの新曲を聞いて感動し「この曲を歌わせてほしい」とお願いして、2013年の「祈り」でCDデビューしました。

宇野豪佑(うの・ごうすけ)さん

宇野豪佑(うの・ごうすけ)さん

舞子さん

舞子さん

2015年より作詞・作曲、クラウドファンディングにも挑戦

自分のアルバムを作ろうと思った時に、自分で作詞・作曲した曲を1曲でもいいから収録したい、と考えるようになりました。でも作詞・作曲経験がなく、楽器もできない。だから最初の頃は楽曲提供していただいた宇野さんや舞子さんを始め、周りのアーティストさんに色々と教えてもらいながら自分で曲を作っていきました。

その頃からギターを学び始めていて、ある程度弾けるようになってからは、ギターを使って作曲をしたり、自分で弾き語りをしながらデモを作るようになりました。試行錯誤しながら40曲ほどのデモ音源を知人のプロデューサーに作っては送るを繰り返し、そのうちの3曲をアルバムに収録することができました。(注:「ありがとうが溢れている」「スカイブルーデイズ」「発車ベルが鳴り終わる前に」)
自分で作った曲を聴いてもらえるんだと思うと嬉しかったです。

作詞や作曲は日頃から、ひらめいたらスマホに記録できるようにしています。普段は家でギターを弾きながら曲を作ることが多いんですが、お風呂場とか水のある場所だと、リラックスできるからか、思いつくことが多いですね。

CDはこれまで3枚、クラウドファンディングで支援を募り制作しています。クラウドファンディングを行うことで、ご支援くださった方々と作品が完成するまでの過程を共有できることが一番嬉しいです。制作過程にある葛藤や苦しい部分も、作品が完成したときの喜びも一緒に分かち合えることが嬉しいですし、ご支援者の存在が「頑張ろう!」と励みになっています。

輝ける場所

輝ける場所

思い出は水彩画

思い出は水彩画

美しい月

美しい月

ミャンマーの国民的アーティストKyar Pauk氏との出会い

2021年に公開したCD「美しい月」はミャンマーの国民的人気アーティストKyar Pauk(ジャー・パウ)氏の曲に、日本語歌詞をつけて歌わせてもらっています。日本に留学していたお友達にたまたま自分のCDをプレゼントしたことがきっかけとなり、不思議なご縁でKyar Pauk氏をご紹介いただきました。実際にミャンマーに訪問してライブも拝見して、「日本語で歌っていいよ」と言っていただいたのがきっかけです。

収録曲の中でも「君といた夏」の原曲はミャンマーでは何万人もが大合唱するほど有名な曲で、この曲を歌えるというのはすごく光栄なことなんだなと実感しています。

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映画「ラストサマーウォーズ」の主題歌を担当するまで

2019年に公開した「輝ける場所」のMVでは入間市の杉島市長に出演していただいています。そのなかで「子どもたちの笑顔があふれる街づくりをすることが“自分の輝ける場所”」というメッセージをいただきました。そのときに「コロナ禍で我慢を強いられている子どもたちを笑顔にする取り組みを何かできないか」というご相談をさせていただき、同じ想いを持った人たちが集まって企画を考え始めました。

最初の頃は【何かやりたい】という漠然としていた目標だったのが、宮岡監督の「入間市を舞台に子ども達が主役になる映画を作り、入間を盛り上げ、子供たちを応援したい」という熱い想いから「映画を作ろう!」という具体的な目標になっていったんです。杉島市長も「入間市のために、子どもたちのために」ということでご協力いただいています。

私としては“主題歌を担当したい“という気持ちはあったものの「私がそんな大役を任せてもらっていいのか」「他の人が歌った方が宣伝になるんじゃないか」と悩んだ時期もありました。でも「ラストサマーウォーズ」は“夢や挑戦”が作品テーマの根幹にあります。それなのに、ここで自分が遠慮してしまっていいのだろうか?これでは「歌手になりたい」と言い出せなかった子ども時代と同じになってしまう。だから今度は勇気を出して「主題歌をやりたいです!」と宮岡監督や金丸プロデユーサーにお伝えしました。

  

初アルバム『Grateful Days』

初アルバム『Grateful Days』

映画「ラストサマーウォーズ」

映画「ラストサマーウォーズ」

主題歌「ラストサマーフィルム」への想い

大人になるにつれて社会の矛盾を感じながらも折り合いをつけてのみ込んでしまうことや、自分の能力や限界を考えて、行動することなく「できる・できない」を決めてしまうことってあると思います。でも「ラストサマーウォーズ」という映画は子ども達の挑戦を描いているだけでなく、宮岡監督をはじめ、金丸プロデューサーや杉島市長など多くの方ができるかどうか分からない中で、入間市のため、そして子供たちを笑顔にするために“挑戦”している映画でもあります。

それを応援してくれている入間市の方々やクラウドファンディングで支援くださっている方々、映画を見てくださる多くの方への応援に応えるため、心を込めて「ラストサマーフィルム」を制作しました。夢や恋、家族、友情…好きなもの、大切なものと真っ直ぐに向き合う子供たちの熱いパワーを感じる一曲に仕上がったと思います。ぜひ聴いていただければ嬉しいです。

映画「ラストサマーウォーズ」
特設サイトはこちら!

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はたさんの出身地、入間市の魅力

入間市は都心へのアクセスが良いのに、その一方で広大な茶畑や川があったり、都会と自然の良さが両方身近にあることが一番の魅力だと思います。飯能や秩父へのアクセスが良いのも嬉しいです。私は毎日緑茶を飲むんですけど、全国的にも有名な「狭山茶」はおいしいのでぜひ飲んでもらいたいです。

茶畑

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旧石川組製糸西洋館

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霞川桜並木

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